
ネットの「おとり物件」に騙されない!プロが見分け方と賢い問い合わせテクニックを徹底解説!
お部屋探しを始めるとき、ポータルサイトで「駅から徒歩3分で築浅なのに、相場より格段に安い!」という夢のような物件を見つけたことはありませんか?
「これは掘り出し物だ!」と急いで不動産会社に問い合わせたのに、店舗に行ったら「タッチの差で埋まってしまいました。代わりにこちらの物件はいかがですか?」と言われる……。
実はそれ、不動産業界で「おとり物件」と呼ばれているものかもしれません。
今回は、お部屋探しで無駄な時間や労力を使わないために、「おとり物件」の仕組みと見分け方、そして現地で損をしない賢い問い合わせテクニックをプロの視点から分かりやすく解説します。
1. なぜ存在する?「おとり物件」の2つのパターン
おとり物件とは、「実際には契約できないのに、集客のためにネット上に掲載され続けている物件」のことです。これには大きく分けて2つの種類があります。
悪意のあるおとり物件(囮広告)
来店させることだけを目的に、存在しない架空の物件や、すでに成約済みの人気物件をわざと掲載し続けるケース。景品表示法や宅建業法で禁止されている違法行為です。
情報更新のタイムラグ(悪気がないケース)
不動産の賃貸市場は動きが非常に早いため、別の不動産会社で申し込みが入った直後で、ポータルサイトの削除処理が追いついていないケースです。
どちらのパターンであっても、借り手側からすれば「無駄足になってしまう」という点では同じです。
2. ポータルサイトでわかる!「おとり物件」の危険信号5選
わざわざお店に行かなくても、掲載情報を見るだけで「あやしい」と見抜けるポイントが5つあります。
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相場より明らかに家賃が安い
周辺の同じ広さ・築年数の相場と比べて2〜3割安い場合は警戒が必要です。「安い理由(事故物件や定期借家など)」の記載がなければ、おとりの可能性があります。 -
物件名や詳細な住所(番地)が非公開
「〇〇市〇〇町 賃貸マンション」のように物件名が伏せられている場合、他の不動産会社に裏付けを取られないように隠しているケースがあります。 -
現地集合での内見を拒否される
「まずは一度ご来店いただき、お店で説明してからご案内します」と来店を強く促してくる場合、お店に来させて別の物件を営業しようとしている可能性があります。 -
掲載元が1社しかなく、取引態様が「媒介(仲介)」になっている
自社管理物件(取引態様:自社管理・貸主など)であれば本物の可能性が高いですが、仲介なのに他社が一切掲載していない人気物件は注意が必要です。 -
定期借家契約や期間限定の記載がないか
家賃が極端に安い場合、数ヶ月〜1年程度で退去しなければならない「定期借家」の可能性もあります。
3. 無駄足を防ぐ!「賢い問い合わせテクニック」
気に入った物件を見つけたら、いきなり「来店予約」をするのではなく、以下のステップで問い合わせるのが最も確実です。
① 「現地集合での内見」が可能か確認する
問い合わせのメールや電話で、こう伝えてみてください。
【使えるフレーズ】
「仕事で忙しいため、お店ではなく現地集合での内見は可能でしょうか?対応していただける日時を教えてください。」
おとり物件の場合、現地に物件が存在しないか鍵の手配ができないため、現地集合を嫌がります。「一度来店してください」と固執してくる場合は、その物件が存在しない可能性が高いです。
② 「物件名」と「番地」を特定して確認する
物件名が伏せられている場合は、「検討したいので正確な物件名と住所を教えてください」と伝えましょう。答えるのを渋る業者は避けるのが無難です。
まとめ:賢く探して納得の部屋探しを!
おとり物件に惑わされないためのポイントは、「相場感を把握すること」と「現地集合ができるか確認すること」の2点です。
条件が良すぎる物件を見つけたときこそ一歩立ち止まり、賢く問い合わせを行って、効率的で満足のいくお部屋探しを進めましょう!