賃貸物件の申込みと先行契約との違い
皆さん、こんにちは!物件探しエキスパートの浅井です。賃貸物件を探していて、気になる物件は見つかったけど、これから退去予定で、まだ内見できず、改めて空いてから内見しようと思っていたら、先にお申込みや先行契約が入ってしまったなんていうケースがありますが、皆さんご経験は無いでしょうか?
今回は、そんな時の先行申込や先行契約についてご説明となります。良い条件の物件は、まさに争奪戦です。事前にメリットデメリットを理解し、いっしょに今後の戦略を立てましょう!

先行申込とは
これから退去予定の物件で、今すぐ内見はできないけど、退去後、真っ先に内見はしてみたい!なんていう場合に、先にお申込みをする行為です。物件にもよりますが、申込の意思を示すことで優先的に物件を確保し内見をすることが可能となります。また、内見してから最終的な契約へ進むことができるので、安心して契約することができます。
注意点としては、同時に先行契約も受付しているかどうか確認しましょう。仮に先行申込をしていても、この後説明する、先行契約がさらに優先となる場合があるからです。先行契約を受け付けていないケースもありますが、先行申込も契約を前提とした申込となるケースが多い為、安易な申込を受け付けていないケースが多いです。営業マンによっては、もしかしたらとりあえず押さえておきましょう!なんていう方もいらっしゃるかも知れませんが、基本的には、内見後に何か問題が無い限りは、契約する申込みと思っていた方が良いでしょう。

先行契約とは
上記、先行申込とは異なり、内見できない状況でも先に契約を済ませてしまう行為です。確実に部屋をキープすることができるので、審査さえ通過すれば、他人から横取りされることはありません。
注意点としては、室内などは、以前の写真のみ見て契約することになりますので、微妙なサイズ感の違いや場合によっては、参考写真と一部違うなんていうケースもあるかも知れません。また契約済みなので、実際に部屋を見た後に、キャンセルをすると、一般的な解約とみなされてしまうケースがほとんどです。その場合、無駄な退去費用や手数料など多額の痛手を負うこととなります。失敗がなければもちろん良いですが、内見しないで決めるということは、そういったリスクも負って契約することになりますので、十分注意が必要となります。
レジスタでは、安易に契約行為を勧めるのではなく、借りる方の立場に立ってアドバイスをさせていただいております。メリットやデメリットを十分理解していただきましたうえで、お部屋のご契約を進めて参りますので、ご安心してご相談下さい。