
賃貸の「和室」は外国人実習生に不人気?それともアリ?賢い活用法をプロが解説
賃貸の「和室」は外国人実習生に不人気?それともアリ?賢い活用法をプロが解説
皆さんこんにちは!
技能実習生や特定技能外国人の受け入れにあたり、担当者様を悩ませるのが「社宅(お部屋)探し」です。 特に複数人でルームシェアをしてもらう場合、予算に合う物件を探していると、どうしても「和室(畳)」のある築古物件が多く候補に上がってきませんか?
「いまどきの若い外国人に和室は嫌がられるのでは…?」
「退去時に畳の弁償でトラブルになったら面倒だな…」
と、和室物件を避けてしまう担当者様も多いかと思います。しかし実は、外国人実習生の社宅において、和室はメリットだらけの「隠れた優良物件」なのです!
今回は、借りる側(企業様)の目線から、和室物件を選ぶメリットと、トラブルを防ぐための賢い活用法をプロの視点で徹底解説します。
1. そもそも実習生に「和室」は不人気?
結論から言うと、まったくそんなことはありません!むしろ喜んで受け入れられるケースがほとんどです。
多くの実習生にとって、日本の「畳」や「和室」は、アニメやドラマで見たことのある“日本らしさ”を感じられる空間として、好意的に受け止められています。
また、彼らは「日本で技術を学び、しっかり貯金をして母国に仕送りをする」という強い目的を持って来日しています。そのため、お部屋のタイプ(洋室か和室か)よりも、「家賃が抑えられているか」「職場に近いか」「生活家電が揃っているか」という実用面をはるかに重視します。
和室物件は洋室に比べて家賃が安く設定されていることが多いため、実習生の手取り額(自己負担額)を増やす意味でも、非常に好条件な物件と言えます。
2. 企業側に嬉しい最大のメリット:部屋を広く使える「布団」文化
複数人で共同生活(ルームシェア)をしてもらう場合、和室には洋室に勝る圧倒的な強みがあります。それが「ベッドではなく布団を敷いて寝る」というスタイルです。
洋室に人数分のベッドを置いてしまうと、それだけで部屋のスペースが埋まってしまい、自由に動ける空間がなくなってしまいます。しかし、和室であれば、
- 夜 布団を敷いて寝室にする
- 昼 布団を畳んで押し入れに収納し、広いリビング(団らんのスペース)として使う
という柔軟な使い方が可能です。限られた床面積を最大限に有効活用できるため、実習生たちがストレスなく、のびのびと快適に暮らせる住環境を作りやすいのです。
3. 担当者様が心配な「退去時の畳トラブル」を防ぐ3つの対策
とはいえ、企業担当者様として一番心配なのは「退去時の原状回復費用(畳の張替え費用)」のリスクですよね。「家具の跡がついたら?」「飲み物をこぼしてシミになったら?」という不安を解消するために、以下の3つの対策をおすすめしています。
対策 ① あらかじめ「カーペット」を敷く
契約後、入居する前に畳の上にカーペットやウッドカーペット(木目調の硬質カーペット)を敷き詰めてしまう方法です。これだけで畳への傷や汚れ、日焼けを完全に防ぐことができます。退去時はカーペットを撤去するだけなので、実質フローリングの部屋と同じように使えて管理が劇的に楽になります。
対策 ② 重い家具の下に「保護プレート」を置く
冷蔵庫やタンス、スチールラックなど、どうしても重量のある家具を和室に置く場合は、脚の下にゴム製やプラスチック製の「凹み防止プレート」を必ず敷くようルール化しましょう。これだけで、退去時の「過失による凹み」と判断されるリスクを回避できます。
対策 ③ 入居時に「多言語マニュアル」で生活ルールを伝える
東南アジアなど床座の文化がある国でも、日本の「い草(畳)」のデリケートさは入国前には分かりません。「畳の上で水をこぼしたらすぐ拭く」「重いものを引きずらない」といった基本的なルールを、イラストや母国語のマニュアルを使って入居初日にしっかりガイダンスすることが、最大のトラブル予防になります。
まとめ:限られた予算で最高の住環境を整えるなら「和室」が狙い目!
予算が限られる中で、実習生たちが快適に暮らせる広いスペースを確保したい――。そんな企業の担当者様にとって、家賃がリーズナブルで空間を広く使える「和室物件」は、非常に賢い選択肢です。
少しの工夫とルール決めさえしておけば、退去時のリスクも最小限に抑えることができます。
畳を嫌うのではなく、畳と上手につき合うことで案外、洋室よりも快適なスペースとなりえるかもしれません。
「次の受け入れ、どこのエリアで探そう?」
「和室も含めて安くて良い物件を紹介してほしい」
といったご相談がございましたら、ぜひお気軽にレジスタまでお問い合わせください!
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