近年一般企業でも受け入れが増えている外国人技能実習生。
とくに介護分野や工業分野などでは受け入れが進んでいますが、残念ながらトラブルが多いのも事実です。
そこで、実習生の受け入れにあたって企業が注意しておきたいトラブル事例について、対処法を含めてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
なぜトラブルに?外国人技能実習生によるトラブルの事例とは
外国人技能実習制度はまだ黎明期の段階にあり、必ずしも理念通りに運用されているとは言いがたい側面があります。
ここでは、実習生の受け入れに際してしばしば報告されているトラブルの事例について、具体的に見ていきましょう。
<そもそも基本的なルールが違う>
外国人技能実習生を受け入れるということはつまり、異なる文化的背景をもった人たちを人材として受け入れ、教育していくということです。
社員寮などで起こりがちな外国人技能実習生のトラブル事例としては、日常生活でのすれ違いがあります。
ルールを把握しておらず規定以外の曜日や時間帯にゴミを出してしまう、夜遅い時間帯まで友人を招いて騒音を発生させる、などのトラブルが報告されており、外国人技能実習生みんなが誤解されてしまう要因にもなっています。
文化の違いを理解して!外国人技能実習生によるトラブルをなくすための対処法
せっかく受け入れた実習生に日本のよさを理解してもらうためにも、トラブルを防ぐための対処法についておさえておきましょう。
<ルールをわかりやすく教えておく>
企業としてはまず、「多少のすれ違いは起きて当然」と認識しておくことが大切です。
もともと異なるバックボーンをもっているわけですから、細かいルールが理解できず、行き違いが起きるのもある程度はやむを得ないことです。
そのことを踏まえた上で、たとえば入居時にゴミ出しのルールについて図解やイラストでわかりやすく説明する、ルールになじむまでは専門のスタッフがマンツーマン体制でレクチャーする、などの対処法をおこなうことによってトラブルを格段に減らすことができます。
また、ルールを押しつけないことも重要です。
実習生制度はあくまでも、日本の技術を知ってもらうためのシステムです。
ですから、実習制度をきっかけに新たなルールをつくっていく、というつもりで柔軟にとらえておいたほうが、良好な関係につながります。
まとめ
外国人技能実習生によるトラブルはいろいろな事例がありますが、その多くは企業側の努力によって解消することができます。
細かいルールほどわかりやすく解説するなど、基本的なフォローと対処法によってトラブルを防げますので、受け入れ前の体制づくりから時間をかけておこないましょう。
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