鍵交換についての豆知識
鍵交換についての豆知識
賃貸物件を借りる際に、鍵交換が契約費用に組み込まれているケースが多く見受けられます。前の入居者が退室した際に鍵はすべて回収されているはずですが、複製されていたりする可能性もありますのでやはり入居する際には、新しい鍵に変更するのが良いかと思います。では誰が鍵交換の費用を負担すべきなのでしょうか?ガイドラインの中では鍵の取り替えは物件管理上の問題であるため、賃貸人が負担することが妥当と書かれてはいますが、現状は借主が負担するケースがほとんどです。それはガイドラインでの表現が妥当という表現のため、法的にはどちらが負担すべきだということは定められていないからです。
鍵を交換するうえで、交換する種類などによっても金額は大きく変わってきます。また、防犯性も大きく違いますので、どのような鍵の種類があるのか一般的に多い種類をいくつかご説明いたします。
・ディスクシリンダー型
最も普及しているタイプで、全世帯の5割以上を占めているとも言われています。鍵穴が「く」の字型で向きは通常縦になっています。
・ディスク型
鍵や鍵の断面が「V」字型になったタイプの鍵
上記は、多く普及していますが、ピッキングされやすく、空き巣の手口では1分もかからずに解錠されてしまうため、防犯性は低いです。
・ディンプルキー
鍵の側面にデコボコした山型の刻みがなく、鍵面に円形や楕円形のくぼみ(ディンプル)が複数並んでいる。鍵違いは数億通りにもなり、複製の防止や防犯性に優れています。
・カードキー
錠前の室内側にセットされたコードカードに合う鍵のみで施解錠ができます。鍵穴はないのでピッキングが不可能で高い防犯性を実現しています。
・ロータリーシリンダー
狭い鍵穴と複雑な内部構造で、ピッキングに強く防犯性が高いのが特徴です。
・電子ロック
鍵に代わって暗証番号を入力してロックする電子ロックシステム。鍵穴がないのでピッキングの心配もいりません。小型のリモコンで内側や外側から手軽に施解錠ができるタイプが主流になっています。
防犯対策をしっかりと行うことで安心へと繋がります。
しかし防犯性が高い鍵に変更するには、費用が高くなるケースがほとんどで、さらにドアの形状が対応可能かどうかなどの問題もあります。
弊社では、新生活サポートとして、様々なアドバイスを行っております。親切丁寧なお住まい探しをサポートさせていただいておりますので、賃貸物件をお探しする際にはぜひご相談お待ちしております。