外国人技能実習生ルームシェアでの注意点
技能実習生同士でのルームシェアですが、雇用する側も住む部屋を提供して終わりというわけにはいきません。長く快適に生活を送ってもらうことこそ企業にもたらす貢献度もまた変わってくるからです。
今回は、ルームシェアにおける、注意点や事前に配慮するべき点を考えてみます。
異国の地での同居ですが、仮に同じ国同士でも、あくまで赤の他人同士での同居となります。
事前の取り決めなどを企業側で促すことが、入居後のトラブル防止に繋がります。
1 部屋選びのポイント
プライバシーの保護:各居室にプライバシーが守れる状況か確認しましょう。部屋としては、振り分けタイプなど壁などで仕切られている部屋が望ましいと言えるでしょう。また、共有スペースなども広めであれば、食事を共にとるなど円滑なコミュニケーションの場に繋がることも期待できます。できれば自炊なども想定し近隣にスーパーやドラッグストアなどある場所がベストです。

2 ルールを決める
共有スペースの使い方や、キッチンお風呂トイレ、掃除の頻度やゴミ出しのルールなどを話し合い事前に決めておくと良いでしょう。その他、物の共有、洗剤やキッチン用品ペーパー類などの管理と合わせ費用負担などルールも事前に決めておきましょう。また、整理整頓は常日頃から心がけ、食器は使用のたびに片付けるなどのルールを決めましょう。
3 マナーを守る
休日や夜間帯など、静かな時間の設定もあると良いかも知れません。それぞれの睡眠を守るために、テレビや電話など時間帯を決めることも大切です。
最低限度の役割分担やルールを事前に企業側でアドバイスなどして決めることで、入居者同士でのトラブル回避に繋がります。他人同士である以上少なからず相性もあります。当人同士にすべて任せきりにするのではなく、雇用する企業側でもサポート行い、円滑で快適な居住空間を皆さんで作り上げて下さい。
レジスタでは、技能実習生の住まい探しを応援しております。住まいのお困りごとから、お部屋探しまでお気軽にご相談お待ちしております!