仲介手数料、半額や無料の落とし穴
賃貸マンションやアパートを契約する際の仲介手数料、賃料の1ヵ月分+税という不動産店舗も多いですが、中には半額や条件によっては無料なんていう場合もあります。
仲介手数料の上限は1ヶ月分+税までと決められていますが、どのような理由で半額などとなっているのでしょうか?
借りる側としては、安いに越したことはないと思いますが、安易に飛びつくとかえって高くついてしまこともあります。そうならないように、事前に注意が必要です。

では、どのようなケースが考えられるのか?私の経験上となりますが、ケースを想定してみます。
仲介手数料半額の店舗で多いのが、付帯商品などがセットで、もれなく付いてくるケースです。
例えば、部屋の抗菌消臭といった1万円~2万円ほどの商品であったり、利用する機会が少ない、駆け付けサポートといった商品や、高額な消火剤、防犯グッズ、引越し業者の指定など、その他、目を疑うような商品が明細書に記載されているケースもあります。
これらの商品が、任意や自分が望んでいれば別ですが、お部屋を借りるうえで、半強制的に付帯されてしまうケースもあるのです。
その利益が、不動産会社をはじめ、営業担当者の収入へと直結しているので、仮に仲介手数料が半額になったとしても、かえって高くなってしまうケースが発生してしまうのです。
お部屋を内見した後や、気に入った物件の契約に進む直前だったりすると、そこからまた一から探し直す時間があれば良いですが、余裕がなければ、契約せざるを得ないケースもあります。
上記のようなケースですが、必ずしも仲介手数料が半額の店舗に限って、あるわけではありませんが、何かしらの理由があるから半額にできるのであって、仲介手数料が1ヶ月分の店舗でも普通にありうるケースではあります。
また、付帯商品などもなく、純粋に必要最低限の費用で契約できるケースも、実際にないわけではありませんが、数としては少ないかと思います。
そうならないようにする為には、まず事前に物件資料やサイトの情報をよく見ることです。
必須な費用であれば記載しているケースが多く、もしそのような商品があれば、事前に外すことが可能なのか?記載以外の費用が発生するのかなど、事前に確認することができるからです。
中には、必須です!と言われるケースも多いかとは思いますが、交渉して外せる場合もありますので、ダメもとでも気に入ったお部屋がある場合には、事前に相談してみることを強くおすすめいたします。
レジスタでは、お客様へ無理な付帯商品をおすすめすることは一切ありません。ご希望の物件に別の管理会社が入っていて、不要な商品がある場合などでも、お客様に代わって交渉させていただくことも可能です。
ご不安のある方や、押しに弱い方など、一都三県でご引越をお考えの方は、ぜひご相談ください!