賃貸物件 初期費用の相場とは
①
敷金
原状回復や退去時のクリーニング費用などに充てられます。ゼロという物件もありますが、クリーニング費用などの別の名目で契約時に請求、または退去時に請求がほとんどです。借りるうえで必要不可欠といってもいいでしょう。
②
礼金
返金なしのお礼金となりますので極力、無しが良いですが人気の物件などには1ヶ月程度ついているケースもあります。交渉の余地があれば、ダメもとで聞いてみましょう。
③
前家賃
契約開始日(家賃発生日)の翌月分の賃料を意味しています。通常必須ですがフリーレント(賃料免除)が交渉できる物件もあります。こちらも不動産業者へ相談してみると良いかもしれません。
④
日割り家賃
上記、前家賃と同様です。前家賃が全てが無理でも、数日分のフリーレントの交渉や、難しいようであれば希望の入居日からの賃料発生にしてもらえるよう交渉はしてみるべきだと思います。
⑤
火災保険
自分で探せるケースもありますが、ほとんど指定の保険と言われます。せめて補償内容を確認して、自分の補償にあった金額設定をさせてもらいましょう。指定されている金額では補償内容が多すぎるケースもあり、これらを抑えることで支払う金額も数千円単位で変わってきます。
⑥
鍵交換費用
前入居者と同じでよければそのままでというケースもありますが、借主負担で交換させられるケースがほとんどです。さすがに前の入居者と同じでは心配かと思いますので、変えるしかないかも知れません。
⑦
保証会社利用料
ほぼ利用しないと借りられないケースがほとんどですので、必須と考えて良いでしょう。保証会社によって金額も変わりますので、選べる余地があるのか確認すると良いかも知れません。
⑧
その他オプションサービス
数万円単位でかかるものもあり、24時間駆け付けサポートや室内の消毒費用(クリーニングではありません)消火剤から引越し会社の指定、全く不要なものが付帯されてくるケースもあります。不要なものはきっぱりとお断りしましょう。必須と言われることもありますが、あくまで部屋を借りるうえでの契約なので必須とは限りません。担当者に言われるがままでなく粘り強く交渉することが大切です。
⑨
仲介手数料
最大で賃料の1ヵ月分+税と決まっています。大手チェーン系の不動産会社ですと賃料の半額+税だったりしますが、その他オプションサービスなどが、がっつり付いてきて結果、高くついてしまうケースもありますので、初期費用は早めに見積りをお願いすると良いでしょう。
以上のように、避けられない必須費用から、交渉次第では初期費用を大きく下げることができる可能性がある部分もあります。疑問に思ったら、しっかりと確認することが大切です。
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