外国人技能実習生賃貸ナビ開設までの経緯
外国人技能実習制度の目的は、日本社会の技術や知識を発展途上地域等の経済発展のために寄与する国際協力です。
技能実習生は、定められた期間日本の企業にて従事し、技術・知識を習得することで自国に戻り培った技術・知識を活用することで経済発展を担うということです。
従事できる期間としては、技能実習生のステップアップ(技能評価試験の合格)により異なりますが最長5年とされています。
詳しくはJITCO(公益財団法人 国際研修協力機構)のホームページをご参照ください。
少子高齢化が加速している日本において外国人の労働力は不可欠なものになりました。
その貴重な労働力確保と国際協力のため企業はアジア諸国等からの技能実習生の雇用を進めております。
当然、技能実習生の方々が日本で働くためには住む場所が必要になります。
住む場所を探すのは一般的に技能実習生を雇用する企業(受け入れ企業)の担当者の方々です。
なぜなら賃貸物件の契約当事者は外国人ではなく受け入れ企業様と不動産オーナー様となるためです。
日々忙しい総務等のお仕事をしながら物件探しをされている担当者様も多くいらっしゃいます。
さらに外国人入居可物件の数は未だ少なく、会社からはコストを最小限に抑えるよう指示があるなど物件探しも一苦労です。
このような状況を知り、受け入れ企業の担当者様の負担を少しでも軽減したいと考えたのが「外国人技能実習生賃貸ナビ」を開設するきっかけでした。
今後は外国人技能実習生の方々への賃貸をさらに世間の皆様に知っていただき、新たな賃貸のスタンダードを作るというのが弊社の目標となりました。
賃貸のスタンダード化が実現すれば空家対策や空室対策にも大きく寄与できるものと考えております。
少しずつではございますが一歩一歩前進して参りますのでよろしくお願い申し上げます。