外国人が日本で賃貸物件を借りるなら「フリーレント」を検討してみよう
外国人技能実習生や、在留資格を持つ外国人は、日本で住むために賃貸物件を探さなければいけないですよね。
どんな部屋を借りようか迷っている方は、フリーレントの賃貸物件を候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
一定期間家賃が無料になるフリーレント物件は、初期費用をおさえられるところがポイントです。
フリーレントの仕組みや、部屋を借りるときの注意点を解説します。
フリーレントとは?部屋探しをしている外国人にピッタリの賃貸物件!
フリーレントとは、一定期間家賃が無料になる賃貸物件のこと。
無料期間は物件によって異なりますが、1ヵ月~3ヵ月の家賃が無料になるところが多いです。
賃貸契約や引っ越しにお金がかかるため、しばらく家賃が無料になるのは助かりますよね。
<なぜ家賃が無料になるの?フリーレントの仕組みとは?>
一定期間とはいえ、なぜ家賃を無料にできるのでしょうか。
賃貸物件をフリーレントにする最大の目的は、他の物件との差別化を図って部屋を借りてもらうためです。
大家さんが家賃収入を確保するためには、空室を埋めなければいけません。
しかし空室の部屋だけ家賃を下げると、他の部屋の住民から家賃値下げを要求される可能性があります。
家賃を値下げすると家賃収入が減るため、フリーレントにして部屋を貸し出すほうが大家さんにとってはメリットになるのです。
家賃を下げるわけではないので、他の住民から値下げを要求されることもありません。
一定期間家賃収入がなくても数ヵ月後には家賃収入が得られるので、大家さんが困ることもないでしょう。
借主だけではなく大家さんにとってもメリットがある仕組みなのです。
外国人がフリーレントの賃貸物件を借りるときの注意点
フリーレントの賃貸物件は、一定期間解約できないと定められているケースがほとんどです。
もしも定められた期間内に解約すると、違約金やフリーレント期間分の賃料を支払わなければいけません。
賃貸契約をするときは、解約の条件などをしっかり確認することが大切です。
期間内に引っ越しの予定がある方は、結果的に負担が大きくなる可能性もあるので注意してください。
また、家賃無料の期間でも共益費や管理費がかかる場合もあります。
通常は1ヵ月分の共益費と管理費を前払いするため、初期費用が総額いくらになるか注意して賃貸契約をしましょう。
外国人技能実習生や在留資格を持つ外国人は家賃無料だけに囚われず、帰国する時期などもふまえて賃貸契約してくださいね。
まとめ
部屋を借りるときは多くの費用がかかるため、フリーレントの賃貸物件はありがたいですよね。
外国人技能実習生や在留資格を持つ外国人で部屋を探している方は、ぜひフリーレント物件を探してみてください。