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賃貸物件の火災保険料の金額はいくらが妥当か?

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今回は、賃貸物件を借りる際に必ず必須となる火災保険料の金額についてです。ついつい仲介業者や管理会社などのおすすめプランにて言われるがままに、金額を設定されている方も多いかと思いますが、保険会社やプランなどは自分で自由に選べるのです。
では、どれくらいの補償内容が一般的で、妥当なのか?もちろん個人差はありますが、下記に参考例としてあげてみます。

【賃貸物件の火災保険料の相場と目安】

■ 単身者(1人暮らし)の場合

  • 保険料相場:年間 7,000円〜10,000円

  • 補償内容の例

    • 家財:300万円前後

    • 借家人賠償責任:1,000万円

    • 個人賠償責任:1億円(オプション)

  • ポイント

    • 高価な家具や家電が少ない場合は補償額を抑えられます。

    • ワンルームや1K向け。


■ 二人暮らし(カップル・夫婦)の場合

  • 保険料相場:年間 10,000円〜13,000円

  • 補償内容の例

    • 家財:500万円前後

    • 借家人賠償責任:1,000万〜2,000万円

    • 個人賠償責任:1億円(オプション)

  • ポイント

    • 家電や生活用品が2人分になるため、家財補償額を少し上げる。

    • 1LDK〜2DKの物件が多い。


■ 3~4人家族(子どもあり)の場合

  • 保険料相場:年間 13,000円〜18,000円

  • 補償内容の例

    • 家財:800万〜1,000万円

    • 借家人賠償責任:2,000万円前後

    • 個人賠償責任:1億円(推奨)

  • ポイント

    • 子どもがいると物が増えるため、家財の補償額を多めに。

    • 2LDK〜3LDK以上の物件向け。


【かけすぎ(過剰補償)などの注意点】


  • 家財の金額を過大に設定しない

    • 実際の価値以上に家財補償をかけても、保険金は「実損分」までしか出ない。

  • 不要な特約をつけすぎない

    • 地震特約や高額な携行品補償など、必要性を精査する。

  • 家族構成の変化に応じて見直す

    • 引っ越し・同棲・出産などのタイミングで補償内容を再確認。

  • 保険会社・代理店で価格が異なる

    • 仲介業者指定の保険は相場より高めのこともあるため、比較検討するのが望ましい。

【金額を選ぶうえで大切なこと】

家財の総額を見積もる テレビ、冷蔵庫、パソコン、家具などの合計金額を考える。リサイクル価格ではなく「新品購入価格」が基準。
借家人賠償責任の有無 賃貸ではほぼ必須。火災や水漏れで部屋を損傷したときの補償。
個人賠償責任 日常生活で他人に損害を与えた際の補償。自転車事故にも対応可能。加入を強くおすすめ。
保険期間 1年・2年契約が一般的。長期契約(2年)にすると割安になるケースも多い。
特約の内容 地震火災費用、盗難、水漏れなど特約内容を確認し、不要なものは削る。

皆さん、参考になりましたでしょうか?

レジスタでは、賃貸物件のご紹介を一都三県にて幅広く行っております。
ささやかな疑問からこだわりのご相談まで、ぜひお気軽にお問い合わせください!


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